日経225の2012年の動向

昨年の株式、大納会の終値は29年ぶりの安値となり、為替も昨年10月~11月の9兆円超の円売り介入実施にもかかわらず円高は全く解消されませんでした。不況のさらなる長期化・深刻化宣言と見るのが妥当でしょう。
新年は、フランスの国際の格下げが予想されています。そして3月には「中小企業金融円滑化法」が期限切れを迎えるので、大倒産時代がやってくるとも言われています。
このようなファンダメンタルズが低い場合の株式投資の判断基準は、非常に難しいわけですが、株価が上下する限り儲けのチャンスはあります。
大波乱が予想される株式相場ですが、1年通しての基本となる投資のポイントは「悪材料出尽くしのタイミングでの小値幅取り」に尽きる と思われます。株価を押し下げる材料は山積みで、様々な指標が予想ほどには悪くなかったときに「悪材料出尽くし」という理由で買いが入ることが想定されます。
この「悪材料出尽くし」のタイミングで買い、小反発したところで売るということです。ただ、不安材料が多い中、このような買い需要も長期的に期待できるものではなく、また他の悪材料によって打ち消される可能性がありますので、“継続的な買いは続かない”と判断し、買いが一巡し株価が落ち着いたところで売り抜けるという具合に小さな値幅取りに専念するのが無難です。
「悪材料出尽くし」なのですから急な大幅安も想定されないので安心です。
ここで最も注意が必要なのが「売り」のスタンスです。下がり始めの節目となる株価から底値までの3分の1戻しや2分の1戻しの時点で売りが大量に待つ(実需だけではなくカラ売りも待っています)こと になりますので、迅速でシビアなな「売りの判断」が必要となります。

オススメサイト